
日本の歴史あるスイーツと言えば「お饅頭」。
和菓子のイメージが私の中にはあるのですが、そのイメージを180度変えたお饅頭があります。
そのお饅頭こそ「博多通りもん」です。
個人的な感想ですが、仙台銘菓の「萩の月」の風味と似ていてとても美味しいお饅頭でした。
博多土産で欠かせない「博多通りもん」は何故美味しいのでしょうか。
誕生秘話も交えてお届けします。
目次
1929年創業・明月堂の主力商品開発について
(画像は明月堂公式サイトより引用)
「博多通りもん」は1929年創業の明月堂によって開発されました。
当初はセル巻き煎餅の製造や販売を行なっていましたが、戦後に高級菓子路線の模索を開始しました。
1950年になると、「明月饅頭」の販売が開始され人気を博していました。
1956年には、店頭でソフトクリームを販売し好評となるも機会が故障するアクシデントに見舞われてしまいました。
その残った材料で開発されたのが、最初の「博多じまん」でした。
※画像は現在の「博多じまん」です。
(画像はOMIYA!公式サイトより引用)
そして月日は流れ、1993年。当時なかなかヒット商品が生まれない中、「まだ誰も食べたことのないお饅頭作り」が始まりました。
そこで誕生したのが「博多通りもん」だったのです。
(画像は明月堂公式サイトより引用)
2001年の第40回モンドセレクションでは、金賞に「博多通りもん」が選ばれました。
以降20年連続でモンドセレクション金賞を受賞しています。


博多通りもんの美味しさの秘密とは
外皮に生クリーム使用
(画像は明月堂公式サイトより引用)
外皮に生クリームを使用することで、従来のお饅頭よりもソフトでしっとりした食感を実現しています。
白餡との相性も抜群で、上品な甘さが口の中に広がります。


舌にとろける白餡
(画像は明月堂公式サイトより引用)
白餡には高級バターを使用し、口当たりの良いミルク風味のあんことなっています。
時間が経過すると共に、「外皮と白餡が馴染んで更に美味しくなる」様に作られているそうです。
実際に博多通りもんを食べてみる
実際に「博多通りもん」はどの様に美味しいのか、見ていきましょう。
私が購入したのは、「博多通りもん5個入り」です。
(画像は筆者撮影)
賞味期限は約1カ月と少し長めになっていますね。
少し時間を置くと白餡が外皮に馴染むということなのでしょうね。
(画像は筆者撮影)
では早速、袋から出してみます。
しっとりしているので、ゆっくり取り出さないと外皮が破れてしまいそうです。
(画像は筆者撮影)


半分に切ってみると、外皮の薄さがわかりますね。白餡の量に比べて外皮は僅かとなっています。
(画像は筆者撮影)
・白餡は舌で潰せるほど柔らかい
・乳製品の上品な甘さが口いっぱいに広がる
・食べ終わった後も口の中に乳製品の風味が残る
博多通りもんで洋風なお饅頭を満喫しよう
「まだ誰も食べたことのないお饅頭」の開発で誕生した博多土産の「博多通りもん」。
その味はお饅頭の域を超えて、西洋のお菓子の様な上品な甘さを実現しました。
袋を開けた瞬間から食べ終わった後まで、バターなどの風味が楽しませてくれます。
正直、実際に食べてみて美味しすぎてびっくりしました。是非堪能してみてください。
※保管場所や賞味期限・消費期限を必ずお守りください。
※アレルギー物質の確認もしてください。
博多土産では欠かすことのできない「博多通りもん」、満を持してお勧めします!
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