
果物の入った大福、どれも美味しいですよね。皆様はどの様な果物を連想しますか?
私は苺大福や蜜柑大福が頭に浮かんできます。
今回紹介するのは、苺大福でも蜜柑大福でもありません。
広島県の因島名産である「はっさく」を使用した大福です。
もち菓子のかしはらの「はっさく大福」、いったいどの様な味がするのでしょうか。
では、詳しく見ていきましょう。
目次
もち菓子のかしはらってどんなお店?
1941年の戦時中、当時餅屋と日立造船工員を兼業していた初代が柏原餅商店を本業とし開業しました。
1965年の結婚を機に店名をもち菓子のかしはらに変更し、2代目に引き継ぎました。
(画像はもち菓子のかしはら公式サイトより引用)
1989年には因島大橋が開通し、海と島の博覧会が開催されました。
因島フラワーセンター会場では、沢山の来場者が押し寄せもち菓子のかしはらのフルーツ大福が好評となりました。
当時、因島では名産の「はっさく」を使用した商品開発が進んでいました。
その中で、試作販売していた「はっさく大福」も大きな反響を呼び本格的に販売を開始しました。


しかし、2004年に長年連れ添った妻を失いショックを受け思い出の店を即日閉店しました。
それでも人気が絶えないもち菓子のかしはらの大福。
2005年に八朔俱楽部作業所「はっさく屋」を開業し、県内各地のイベントにも参加しました。
※はっさく屋の跡地には弟子が開業した「餅菓子店まつうら」が営業中です。
(画像はもち菓子のかしはら公式サイトより引用)
・その後、噂が更に広がり「はっさく大福」は因島の代表的な有名スイーツとなる
3代目が3年間の修行後、全国に広めたい思いと広島への夢を捨てきれず広島市内に移転しました。
再びもち菓子のかしはらとして沢山の人に愛され続けています。
(画像はもち菓子のかしはら公式サイトより引用)
はっさく大福の美味しさの秘密とは
餅米と蒸した蜜柑を使用したお餅を使用
「はっさく大福」は、因島名産のはっさくを包んでいるだけではありません。
大福の生地は求肥ではなく「蒸した蜜柑」と餅米を使用しています。
(画像はもち菓子のかしはら公式サイトより引用)
蒸した餅米と蜜柑は石臼と杵で搗き合わせます。
(画像はもち菓子のかしはら公式サイトより引用)


はっさくを包む時にも拘りがある
生地に美味しさのヒントが隠されているのは見てきましたが、包む時にも注目してみましょう。
(画像はもち菓子のかしはら公式サイトより引用)
はっさく大福は、生地とはっさくの間に「白餡」が入っています。
はっさくを白餡で包み、更に大福の生地で包むことで味にまろやかさが加わります。


実際にはっさく大福を食べてみる
「はっさく大福」は冷蔵の状態で届きました。消費期限が短いので早めに食べましょう!
(画像は筆者撮影)
箱には「瀬戸内おみやげコンクール2020最優秀賞」のマークが付いています。
「はっさく大福」の現在も不動の人気を誇っています。
(画像は筆者撮影)
私は6個入りを注文しました。個包装も可愛らしいですね。
(画像は筆者撮影)
早速食べてみましょう。生地には餅米と一緒に搗き合わせた蜜柑がしっかり入っていますね。
(画像は筆者撮影)
真ん中で2つに切ってみました。中には、はっさくがぎっしり詰まっています。
(画像は筆者撮影)
・白餡の甘さがはっさくの甘酸っぱさを上手に包み込む
・外側の生地だけでも蜜柑の甘さを少し感じることができる
はっさく大福で因島の名産を味わおう
因島名産の甘酸っぱい「はっさく大福」。
老舗の餅菓子店が生み出したその味は、沢山の人に愛され続けています。
蜜柑とも異なる独特な味は白餡と一緒に包むことで美味しさが更に増しています。
是非この機会に「はっさく大福」の美味しさを体験してみてください。
※保管場所や賞味期限・消費期限を必ずお守りください。
※アレルギー物質の確認もしてください。
瀬戸内のお土産では欠かせない「はっさく大福」、満を持してお勧めします!
商品の詳細はこちらから↓
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